最近、新聞やTVでも年配の方のひとり暮らし・ふたり暮らしの年配の方だけの世帯が増えてきたと聞きます。 元気なうちは、ある意味気楽で良い面もありますが、買い物と言うことになると結構大変。過ごしやすい季節で天気が良ければ良いですが、 暑かったり寒かったり雨が降ったりと買い物が億劫になる日もあります。ましてや腰が痛かったり、膝が悪かったりでは…。 当店ではそんな方を応援する為、宅配サービスを導入いたしました。
買い物に不便を感じる方に、ご自宅の玄関先まで食品類をお届けする事業です。
経済産業省の2015年発表によりますと、全国に『買い物弱者』と呼ばれる 買い物に不便を感じる方々は700万人と言われております。『買い物弱者』と聞くと、 すぐに年配の方を思い浮かべがちですが、交通事情であったり(社会的インフラ)、近くにお店が無い(流通事情)で あったり、妊婦さんや小さなお子様連れの方(身体的・家庭環境的)であったりと、意外と買い物に不便を感じる方は 多くいらっしゃいます。
当店では、そういった買い物に不便を感じられる方に少しでもお手伝いしたいとの想いで、この「わんまいるサービス」を 取り入れ、1品からでも配達料無料でお届けしてます。
研究的な見解は他サイトに譲るとして、現場の感覚で綴ってみます。
高齢化社会と言われますが、 年配層の方が増加するだけならここまで問題にはなりません。背景として核家族化の流れ・個世帯の増加に 伴い、年配層の方のおひとり暮らし・おふたり暮らしの増加が挙げられます。昔のように3世帯同居が当たり前なら、家族の中で 役割分担して出来る方が行いますが、おひとり暮らし・夫婦ふたり暮らしであると役割分担が出来なくなるので問題化してきます。
公共交通機関を利用されていた方が、
減便・廃止に伴い買い物弱者が生まれる場合がございます。そして、山坂が多いエリア・農村地域・
公共交通機関の弱いエリアなどは必然的に車社会となります。加齢とともに車に乗れなくなった瞬間に買い物弱者となる場合も
あります。
また、最近はスーパーなどの小売業が流通の主流となってきておりますが、店舗の大型化の流れの中、近所の地域密着の
小売店が廃業していき、自宅からお店がどんどん遠くなっていっております。地域によっては隣町にしか売り場が無いエリアも
出現してきております。
わんまいるサービスに取組むことで得られるお客様のメリットのご紹介
※特にヘルパーさんやケアマネさんにお伝えしたいこと
健常な方にとっては
普段の生活圏内において、買い物に不便を感じる事はあまりないのではないかと思います。
只、移動手段の乏しい年配の方や妊婦さん・小さいお子さんをお連れの方にとっては、購入出来る場所は
、やはり家の近くが有り難いと言うのは良く聞きます。
生活圏内に必要なものが全て揃っている商圏と言うのは中々ないものです。行政、医療機関、
消費提供店(肉屋さん・八百屋さんなどの商材・商品販売店、コンビニさんやスーパーさんなども…)、
サービス提供店(散髪屋・眼鏡屋・衣料品店さん等々…)など、自身が生活する中で全て揃っている商圏というのは
中々ありません。ましてやスーパーでも、『ここの野菜は美味しい・新鮮だけど、肉の品揃えは今ひとつ…』と
いった不満は、やはりあるものです。
価格も高いものから安いものまで世の中を見渡すと色々とありますが、自分にあった価格帯のお店や自分の嗜好にあった
お店の存在は結構難しいものです。
出来るだけ保存料が入っていない、
着色料等はなるべく使用しないと言った“食の安全”や“食の安心”にもっと目を向けた方が、
健康で長生きと言う観点からすると大事な事の筈ですが、身体的に動きづらい方や移動手段の乏しい方は、そんな事は
どうしても後回しになりがちです。本来なら、一番健康を意識せざるを得ないにも関わらず、一番後回しになってしまっている
現状はよく耳にします。
そういった方に、ひとつの選択肢としてご提案出来るのは、ご利用者にとっての最大のメリットと成り得えます。
他人に頼むほどではないが困っている…といった事は日常茶飯事です。古新聞を出しに行くのがしんどい…、空き缶が溜まって
いるのでどうにかしたい…、リモコンの使い方が分からない…。ちょっとした事ですが、当店では時間の許す限り無料で引き取ったり、
使い方をお教えしております。
また色々な地域の小売店さまと連携することで、当店だけでは出来ない色々なサービスも
一緒に提供することが出来るようになりました(当店で扱いのない商品を一緒に配達したりしてます。出来ないことも、まだまだ沢山
ありますが、これは今後の課題です。)
わんまいるサービスを取り入れたことで、お酒やお米の重たいもの配達などの自社提供のサービスだけでなく、
地域の事業者さまや小売店さまと連携して、ひとりのお客様を重層的に見守るサービスを実施しております。御用聞きを通して、
ひとりのお客様の困りごと・悩み事を解決できるのは毎週お伺いできる仕組みづくりがあるからです。
この便利さは、ご利用者さまにとって大きなメリットです。是非、応援してください。
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